人の縁
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 父の入院に付き添いのため
 1週間ほど故郷へ帰省。

 福岡に帰るとすぐに、一足先に東京へ帰った弟から
 たくさんの薔薇が届きました。

 実は入院先でばら園に嫁がれた女性とお話したのがご縁で
 弟がそこにお願いして、分けて頂いたもの。
 
 小さい頃は甘ったれで、今でも私からすると子供みたいな弟なんだけど
 今年になって、私が父の入院に付き添う度に
 気遣いをしてくれるようになりました☆
 
 今回も一睡もしないで付き添った夜があったのだけれど
 その翌日は朝からホテルをとってくれたり
 ショッピングセンターに行って
 「好きなもの買っていいよ」って言ってくれたり・・・(笑)

 とても豪華なばらの花
 花束だとボリュームが分からないけれど
 花瓶に入れて、テーブルにおくと↓この通り

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 少しでも、長く、きれいに咲かせてあげるために
 「きれいだね。きれいだね。」って声をかけています^^
 そうすると薔薇が喜ぶって、ばら園のお嫁さんが言っていました。


☆父が入院してからできた、昔の友達との縁

 高校時代の同級生Kちゃんとの再会。

 Kちゃんは、高校時代、良く一緒にお喋りした友達でした。
 女の子らしく、可愛いKちゃんの作る辛子マヨネーズの卵サンドが
 大好きでした。
 卒業して、お互いの進む道も違い
 だんだん疎遠になっていました。そんなKちゃんと病院で
 お互い、父親に付き添っての再会。

 今回、大きな病院でなければできない処置のために
 国立病院に入院しましたが、前回、前々回の入院は
 近くの個人病院でした。
 そこでうちの母が友達になったのが、
 同じくお父様に付き添っていたKちゃんのお母様。
 話をしているうちに、あれ??っということになって
 私とKちゃんも懐かしい再会。
 
 その後Kちゃんのお父様は、国立病院に転院したのですが
 それ以来、お互いのお父さんを見舞ったり。
 今回の父の入院はKちゃんのお父様と同じ国立だったので
 私たちも病室を行ったり来たりしていました。

 Kちゃんの旦那様のお母さんは、私の父と同じ病気で
 実の娘、息子ではなく、お嫁さんのKちゃんが最後まで看取ったそうです。


☆更に有難いもう一つの不思議な縁

 国立病院での父の主治医が主人の高校時代の同級生だったこと。
 1月の最初の処置、今回の入院、度々のCT撮影の度に、
 離れて住んでいる私たちに、時間を割いて連絡を下さったり
 アドバイス下さったりしています。
 優しく温かい先生です。




 今年の1月7日に、異常な血尿で近くの病院へ入院。
 腎臓癌で、出血は癌によるものでした。
 検査で確認したところ
 片腎は、9センチ近い大きさの癌が腎臓のほとんどを占め
 もう片方の腎臓の癌も、2センチの大きさになっているとのこと。
 
 両親はその場で告知を受け
 (「癌ですか?」と言う父の問いに
  「そうです」と思わず先生がうなずいたらしい)
 私も、その日のうちに父の入院先へ向かいました。

 父は糖尿病があったので
 かかりつけの内科で、いつも尿の検査をしていたのに
 数値に異常が出ることはなく、痛みもなく
 気付かないまま、癌が大きくなっていったらしいです。

 いきなりの出来事で、すぐに考えなきゃいけないことばかりでしたが
 主人や弟のお嫁さん(医療従事者)の助言もあり
 私たちは手術をすることを選択しませんでした。
 
 その後、出血を止めるために癌から伸びる血管を塞ぐ処置を受け
 (1月と今回11月国立病院)
 併せて、両親の希望でインターフェロンの投与を受けることにしました。
 (個人病院) 3月に退院。
 インターフェロンの副作用による高血糖の症状で
 6月に再び入院しましたが、症状が安定して7月に退院
 今、栄養路を絶たれた癌は小さくなっており
 もう片方の癌も成長が止まっています。

 父の年齢を考えると
 手術という積極的な治療(その代わり、リスクが大きい)を選ぶより
 癌の成長を抑える治療は消極的ではあるけれど
 普通に生活すること、生活の質を考えると正しい選択だったと思います。
 
 1月の告知からこちら
 父は、一度も取り乱したり、涙を見せたりしませんでした。
 それどころか、付き添う母や私の体
 福岡で留守番してくれている私の家族をいつも案じ
 お世話して下さる、看護士さんや先生に感謝していました。

 あと少しで今年も終わり。
 父は最初に予想された命のリミットを
 吹き飛ばす元気さで迎えようとしています。
 この1年、父の主治医である3人の素晴らしい先生方
 通算4ヶ月にも渡る長い入院生活を
 家族のように親身にお世話して下さった看護士さんや
 病院スタッフの皆さん
 福岡で長い留守番をしてくれていた主人と子供たち
 親戚のおじ、おば、友人達や、そのご主人まで
 本当にたくさんの人に支えてもらいました。
 人って、お互いによりかかって支えあっていることを実感し
 生かされていること、家族の時間をたくさん残してくれたことを
 神様に感謝した一年でした。

 病気になってからも、甘えることなく
 家族の心配をしてくれる強く素晴らしく優しい父
 今まで、真面目に生きてきた父なので
 もっと、もっと、長生きして欲しいと思います。

 ここまで読んで下さった方へ
 父の病気は今までの人生の中でショックな出来事だったけれど
 今は、父も母も私も、笑いながら感謝しながら、普通に毎日を送っています。
 病気は不運だったけれど、その他は、たくさんの人の助けを頂けて
 幸運だねって、いつも言っています。 だから
 読まれても、どうぞ重い気分になったり、考え込んだりしないで下さい。
 なので、この投稿については、コメント無しです^^
 
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by xx--sakura--xx | 2006-11-14 18:30 | *家族
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