memories of lace レースに過ぎた日を想う

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  先日、病院に行った時のこと
  待合室で、タティングレースを編みながら会計の順番を待っていると
  前を通りかかった、年配の女性が私の前で足を止めて

  「あら、タティング?懐かしい」 と声をかけてきました。
  
  「若い頃を思い出すわ」

  隣に腰かけて、若い頃のお話をしてくれました。
  彼女は、戦後、進駐軍の宿舎のお手伝いをしていたこと。
  その彼女の先輩にタティングレースをとても上手に編む人がいたこと。
  
  そのうち、彼女の順番がきて

  「こんな古い編み方を、あなたみたいに若い人がまだやっているって嬉しいわ。
   今日は、いいものを見せて頂いたわ。あなたに会えて良かった。」

  と華やいだ笑顔で去っていきました。

  お話からして、80才は過ぎているその女性
  私の編んでいるレースを見て
  きっと女学生の頃にタイムスリップしたのでしょうね。

  私にとっても、嬉しい出来事でした。
  
  
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  こちらは、アンティークのトーションレース。
  包んでいる紙に、お店の名前と住所、手書きで値段まで書かれています。
  お店の売れ残りだったのか
  私みたいな不器用さんが、何か作るつもりで買ったけれど
  結局何も作らずに終わってしまったのか、色々想像してみます。

  トーションレースはウィキペディア日本語版によると
  ボビンレース(レース織)の種類の一つだそうです。
  
  レースは「編む」ものと思っていたけれど
  刺繍、ニードル、手編み、手織り、そして機械織りと
  様々な種類があるんですね。

  機械織りの歴史、以外と古いんですよ。
  1789年フランス革命が起きた直後のイギリスで産業革命が起こり
  1808年には、レース編みの機械が開発されているんですって!
  200年も前には機械化されていたんですね。

  レースを編んでいた人、織っていた人、レース織りの機械を動かしていた人
  レースを服に縫い付けていたお針子さん、デザインする人、それを着る人
  アンティークレースの中には、色々な人の想いが入っているのかもしれません。
  
  さて、糸の宝石と言われたボビンレース、どのようにして織られるのか
  ウィキペディア日本語版のレース編みの解説に添えられた写真を見てあまりの複雑さにびっくりしました。
  現代も手織りで織られるレースもあるようでこちらでは、実際に人が編んでいるところが写されています。

   (以上、出典『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』『ウィキメディア・コモンズ』
    レース手芸最終更新 2008年1月16日 (水) 05:10)


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  いつも仲良くして頂いている
  ☆アンティークな小物たち☆のケセララさん
  今週のピックアップブロガーでのインタビュー記事掲載が明日までです☆
   アンティークに、しっかりとした哲学をお持ちの優しく素敵な女性です。
   ぜひぜひご覧下さいね^^
  
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by xx--sakura--xx | 2008-02-11 14:58 | アンティーク・コレクティブル
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